デフレ
 物価が下がりつづけることをデフレといいます。
1998年以降、中国では商品やサービスの値段が下がり続けています。

 一般的には、経済が成長すると消費が活発になり需要が増大するため、商品やサービスの値段は上がります。
日本では、高度成長期には物価は上昇傾向にありました。

 高成長しつづければ、物価は下落しないはずです。
90年代半ばまでは、物価は大幅に上昇し続けました。
しかし、最近の中国は高成長しているにもかかわらず物価は下がり気味です。

 デフレの要因としてはいくつかあげられます。
@供給過剰
需要よりも供給が多ければ、物価は下落します。
企業が消費者の動向を考えず設備投資を行い続ければ、供給過剰になります。
雇用確保や成長を維持するために過剰設備を抱え、生産を続けると企業は低価格競争を行うことになります。
そして、物価が低下していきます。
A消費者二極化
中国でも所得が高い人は、家電製品や自家用車など買っているため、新しい需要が発生しにくくなっています。
しかし、大多数の低所得層は耐久消費財を購入できません。
こうして、需要全体が増えにくくなり物価が低下します。
B将来への不安
中国ではまだ社会保障制度が整備されていません。
そのため、買い控えが発生し需要が低下するため物価が低下します。
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