中国株主要銘柄             2003年末現在
<インフラ関連企業>
北京大唐発電 電力需要の増加により、北京大唐発電は年間30%のペースで発電量を増加させている。北京と天津地域を中心とし業務展開。大口電力消費先である鉄鋼素材メーカーの生産拡大や生活レベルのアップにより電力需要が増加。「西電東送(中国西部で発電した電力を大消費地である中国東部に送るプロジェクト)」の関連プロジェクトにも参加。
華能国際電力 中国最大の独立系電力会社。華能国際電力が親会社から有利な価格で発電所を取得できる点がメリット。発電施設を買収することで迅速な事業展開と利益をすぐに出すことができる。有利な買収により、発電コストが割安。今後の買収による拡大余力も大きい。
華電国際電力 電力最大手で、発電大手5社の中で最も規模が大きい。経済成長が盛んな山東省でかなりの部分の電力を供給。発電容量の増大を目指し、設備投資を拡大中。「西電東送(中国西部で発電した電力を大消費地である中国東部に送るプロジェクト)」での事業機会を活用し、山東省以外への投資を開始。
広東電力 経済成長が著しい広東省(人口8000万人)で最大規模の電力会社で、広東省全体の発電量の10%以上のシェア(2001年末時点)。
「西電東送(中国西部で発電した電力を大消費地である中国東部に送るプロジェクト)」が業績に好影響を与える。3つの発電所を保有。
セッ江東南発電 電力への投資開発を行う企業。セッ江省は上海に近接し、経済成長の盛んな地域。セッ江東南発電は、セッ江省の成長するエネルギー需要に支えられている。セッ江省のエネルギー産業では、唯一の上場企業。
新奥燃気
天然ガスのパイプラインを経営する企業。
河北省を中心とし、ガスパイプライン設備関連業務とガス販売、ガス関連商品の販売を行う。積極的に事業展開を行い、ユーザーの数を着実に増やす。国家プロジェクト「西気東輸(中国西部のエネルギーを大消費地である中国東部に送るプロジェクト)」にも積極的に参加。
中国のガス普及率は10%以下。中国が経済成長するにつれ、ガスが普及していくと予想されている。中国政府は、石炭から石油や天然ガス、また石油からガスへの資源移行を進めている。また、大部分の地方都市では新築物件での天然ガス設備の敷設が義務づけられているため、ガス業界の成長性は高いと言われている。
セッ江高速道路
セッ江省政府が投資する高速道路の建設管理経営企業。セッ江高速道路は所有する高速道路の立地が優れている。
上海〜抗州〜寧波高速道路は中国の貨物取扱高1位の上海港と2位の寧波港を結ぶ唯一の高速道路がセッ江高速道路の最大の収益源となっている。上海港と寧波港を合わせて中国の貨物取扱高の約25%を占めている。中国のWTO加盟により輸出入が増大することでセッ江高速道路が恩恵を得ることはまず間違いない。
江蘇高速道路 上海南京間の高速道路と江蘇省内の関連高速道路を運営する。江蘇省は10.3%という国内でも高い成長率を示し、交通インフラへの投資額は中国国内でトップ。江蘇省内では自家用車両台数が年50%以上成長している。江蘇高速道路は、江蘇省を地盤とし、上海と南京の間に有力な道路を2本保有している。好環境の中で、江蘇高速道路は年20%以上のペースで売上が増加している。
安徽高速道路 安徽省の有料高速道路や有料道路の運営管理・開発などを行う企業。主要道路は安徽省の省都合肥と江蘇省の省都南京を結ぶ合寧高速道路で、通行料金収入全体の5割以上を占めている。安徽省は中国の南東部に位置し、省のGDP成長率は8.9%(2002年)で全国平均の8%を大きく上回り、経済が好調。安徽省は中国の中でも観光資源が最も豊かな省の一つで、観光客の高速道路利用が見込まれる。
中国政府の沿海部と内陸部の経済格差を縮小することを目的とした「西部大開発」プロジェクトにも参加。
広東省高速道路 2001年現在、中国第3位の人口を誇る広東省が拠点。有料高速道路と大型橋梁の管理運営を行う。主要路線は広東省の主要道路で、通行料金が収入の柱となっている。広州に近い香港と中国本土の行き来が緩和され、道路産業が成長する可能性が高い。大都市や経済特区があり、中国経済の中心部である広東省はインフラ整備はさらに進む予定。広東省高速道路は、2002年にIR情報の開示姿勢が評価され、深セン取引所から情報開示優良企業に選ばれた。
四川高速道路 有料道路、橋梁、トンネルへの投資建設経営を行う。四川省は住民所得が高く、自家用車の所有率も上昇し、交通量の増大が予想される。「西部大開発」では輸送経路として大きな役割を果たしている。四川省当局はさらなる高速道路建設を計画しているため、四川高速道路にはチャンス。
広深鉄路 中国唯一の鉄道上場企業。広東省の省都広州と香港、深センなどの大都市を結ぶインフラの管理運営が主な業務。広州・深セン間の鉄道(広深鉄道)の旅客貨物輸送を柱とする。その他に、レストランやホテルの経営、売店業務、旅行代理店運営を行う。広州と深センは両方とも発展中の大都市で、広深鉄道の需要もますます高まっている。
<サービス業>
上海友誼集団 ビル賃貸や飲食サービス、貯蔵や輸送業務を行う。中国最大の小売企業。スーパーマーケットのチェーン展開、総合小売業、百貨店経営などに多角化。上海友誼集団には優良な傘下企業が多い。中国最大のスーパーマーケット、聯華超市も上海友誼集団の傘下である。セッ江省最大のチェーンスーパー華商集団も買収。
中国外運 貨物輸送代理、エクスプレスサービスなどを行う中国最大の輸出入貨物取扱業者。広東や上海など沿海地区で事業を行う。中国が経済発展するにつれ、輸出入や物流需要が高まり、将来が期待される。
中国電信 上海、広東、セッ江省、江蘇省での市内電話、国内長距離固定電話、国際長距離固定電話サービスを行う。インターネットサービス、ブロードバンド、PHS事業にも進出。中国の通信業界の急拡大により、中国電信の業績の拡大も期待される。
中国人寿保険 中国の生命保険最大手で市場シェア45%と、2位以下を大きく引き離す。中国各地に代理店網を有し、商品を販売する。2003年に香港、ニューヨーク市場に同時上場。中国の生活水準上昇による保険市場拡大で成長が期待される。
聯華超市 全国国内屈指の小売チェーン経営業者。「聯華」ブランドは有名。大型総合スーパーマーケットやコンビニエンスストアを保有。世界的小売大手のカルフールとも合弁。
深セン赤港航 深センを拠点とした港湾サービス大手。深センは、中国製品の輸出生産の中心である珠江デルタ地域と莫大な需要がある広東省を市場に持つ。深センのコンテナ取扱高は増加傾向にあるため、深セン赤港航のコンテナ貨物部門が好調。WTO加盟による貿易活性化が同社に好影響。深センでは港湾取扱量の20%程度のシェア。
上海陸家嘴開発 陸家嘴金融貿易区内の開発と建設を行う。ハイテクや金融にも進出し経営多角化。WTO加盟により陸家嘴は世界的に注目されるようになっている。陸家嘴金融貿易区は上海浦東地区の中心地で、開発建設は国家プロジェクトとして行われた。上海陸家嘴開発が管理する総面積は、5.47平方Kmで金融センターのオーナーとしての役割が期待されている。
<製造業>
上海石油化工 合成繊維、プラスチック、中間材料の製造販売を行う。中国最大手の石油化学メーカー。エチレン生産量は国内1位。高度な石油化学技術を持つ。
北京同仁堂科技 カプセル剤、錠剤などの漢方薬や自然薬品の生産販売を行う。漢方薬専門の製薬会社。漢方薬は中国人の日常生活に密着し、栄養補給にも用いられている。300年以上の歴史を誇る「堂仁堂」ブランドが強力。
中国糧油国際 アジア最大の食料品グループの一員。傘下企業を通じて各種食品の生産加工取引を行っている。売上の6割を占める食油用油事業は中国最大の規模。事業の統廃合を進め、食品事業は食用油・大豆粕、チョコレート、酒類の4つに絞った。市場占有率が高く、高い成長性が期待されている。
江西銅業 採掘から精製まで銅の一貫生産を行う。中国最大の銅山銅製品メーカー。所有する銅山の銅埋蔵量は国内埋蔵量の3分の1を占める。傘下に中国最大の銅精錬所を有する。中国は銅消費量世界一で需要は増大傾向。一方で銅生産量が減少しているため、同社にとってプラス材料。
アルミウムコーポ 一次アルミ製造企業最大手。酸化アルミニウム、原料アルミニウムなどの精製を行う。中国のアルミ不足により、アルミ価格は上昇傾向にある。アルミニウムコーポは国内供給の7割近くを独占するメーカーで、アルミ価格の上昇は同社に大きな影響を与える。「西部大開発」によるアルミ需要増大も期待される。
上海上菱電器 三菱電機から技術供与と設備導入をし、冷蔵庫生産を開始。エレベーター、エアコン、ブラウン管などの製造販売へと事業拡大。ハイテク分野にも進出し、多角化。エレベーターは国内市場20%のシェア。エレベーター部門は好調で、エレベーターのメンテナンス事業から安定収入。
華晨中国汽車 傘下企業を通じ、マイクロバス・ミニバンの生産販売を行う。傘下企業は全国に800以上の販売拠点。6大自動車メーカーの一つ。高級車分野に注力。BMWとの合弁プロジェクトにより、中国で高級車市場の地位を確立しつつある。
中国石油化工 中国で石油や天然ガスの探査産出精製、石油化学製品の生成販売を行う。国内最大数のガソリンスタンドを経営。中国最大のエネルギー化学総合企業で、広大な採掘地を保有する。中国のエネルギー需要の増加や自家用車の増加により、石油需要の増大が予想される。「西部大開発」による権益も期待されている。
上海振華港口機械 貨物運搬用の大型コンテナクレーンの最大手。製品の90%以上が輸出向けで、世界シェアが35%と世界第一位。国内市場の開拓による成長が期待される。
駿威汽車 傘下企業を通じて自動車の生産販売を行う。ホンダと合弁企業を設立し、ホンダのブランド力や技術力を活用。最新モデルを投入し、圧倒的なブランド力を有する。安易な値下げ競争に参加せず、業績の拡大とブランド力の拡大に成功。
チェンミン紙業 機械製紙、紙原料の生産を行う。新聞紙やダンボールが主力製品。中国最大規模の製紙メーカー。1995年から2002年まで連続8年業界トップ。
中国石油天然気 油田や天然ガス田の探索開発製油などを行う。輸送から販売まで手がける。中国の石油最大手企業。中国埋蔵の原油と天然ガスの約7割の独占採掘権を持つ。自家用車の普及による石油需要の増大による恩恵が期待されている。
鞍鋼新軋鋼 圧延薄板、レール、線材など鋼材の生産販売を行う大手鉄鋼メーカー。自動車、造船、鉄道建設、建設など幅広い範囲で製品が使用される。自動車用や家電用など高付加価値製品の売上比率が高く、収益性が高い。
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