中国の貿易
中国の成長を支えているのは貿易と投資です。
貿易では、80年から5年間で総額が倍増しています。
2002年度の貿易額は6000億ドルを超え、世界貿易に占める割合は輸出入を5%を超えました。
アメリカ、EU、日本に次ぐ貿易大国になっています。
90年以降は93年を除き、貿易黒字を維持しています。
中国の主要貿易国は日本、米国、EU、香港、ASEAN10、韓国、台湾の順になっています。


中国の輸出の特徴は加工貿易が50%を占めるという点です。
外資系企業が中国で製品を加工し、加工した製品を輸出するので、加工貿易の割合が高くなっています。
機械電子製品、電子関連機械などが増加しています。
一方で、衣服やプラスチック製品、玩具などの輸出は低迷しています。


中国の輸入の特徴は、外資系企業の輸入が50%の割合を占めています。
石油製品、穀物、鉄鋼などの輸入数量が伸びています。
機械設備や電子設備などの部品製品の輸出量が増えています。
外資系企業が中国国内で調達できない原材料や部品を輸入していることを意味します。


中国の貿易問題は輸出入のバランスが取れていない点です。
製品供給が過剰にも関わらず、貿易の輸入額が減っていない点です。
輸入過剰は、外資導入や人民元安定の妨げになります。


中国製品に対し、外国の保護主義が強化されている点も問題です。
中国に対し、アンチダンピング提訴やセーフガードの発動が増えています。


98年以降、中国は石油の純輸入国となった中国にとっては原油価格の上昇は経済発展の阻害要因になります。
人民元の対米ドルレートの変動は、中国だけでなく対中貿易関係が深い国や地域に影響する可能性があり、中国の消費を手控えさせる原因となる恐れがあります。
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