インド株の仕組み
インド株がブームになったのは最近ではありません。
世界的ITブームの際に、インドのITソフトウェア株が大きく買われました。
しかし、この時はインド企業が評価されたのではなく、IT産業が評価されたのです。
当時は、まだインドは外資導入策を積極的に行わなず、インドとパキスタンは緊張関係にあったため、インド市場は注目されていませんでした。
その後、経済改革が進み、外資導入が進み、インド市場の潜在的成長力が評価されるようになりました。
中国の急激な経済成長もインド経済に刺激を与えました。


インドの株式は、日本のように東証や大証のように区分があっても、「インドの株式市場」に上場されています。
中国株は、香港市場と本土市場(上海、深セン)に分断されています。


インド株は外国人投資家でもインド国内の証券取引所を通じて売買できます。
ムンバイ証券取引所かナショナル証券取引所を通して取引を行い、インディアンルピーが取引通貨です。
中国株は国内上場の人民元建てA株と外国人投資家も売買できるB株(上海市場は米ドル建て、深セン株は香港ドル建て)に分かれています。
香港株式市場では、中国企業の香港上場株であるH株、レッドチップがあり、香港ドルで取引されます。


インドの証券取引所に直接注文をを出せる外国人投資家は、投資信託、年金基金、保険会社などに限定されています。
認可された外国人機関投資家はFIIと呼ばれ、外国人の株式保有比率には上限があります。
2005年3月現在では、外国人の個人投資家はインドの個別株に投資することはできません。
また、日本にはインドの現物個別株を扱う証券会社がありません。
ですから、日本からインド株に投資するためには、アメリカの証券取引所で上場されたADRを購入するか、投資信託を購入することが一般的です。
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