資産分散の考え方
日本ではこれまで護送船団方式と呼ばれる銀行政策により預貯金は国が守ってくれるという認識が一般的でした。
右肩上がりの経済成長のなかでは、資金が日本に集まり、日本国内だけに資産を持っていても安心して管理することができました。
しかし、近年では金融の自由化、自由競争という環境のなかで、自分の資産は自分で守らなければならなくなりました。


例えば、これまでの銀行の金利は横並びでした。
銀行との付き合いやイメージなど、金融商品のサービスに関わらず銀行が選ばれていました。
最近では、金融機関がさまざまなサービスを提供するようになりました。
資産を自分の手で守るということがより重要になっています。


こうした状況のなかで資産分散に関して重要性が高まっています。
資産分散のポイントとしてはおおよそ3つに分けられます。
1.資産管理は自分自身で行う
マスコミの情報を確認せず鵜呑みにしたり、大きな金融機関だからといって盲信することは危険です。
情報は、自分自身で確認することが必要になります。
2.資産額に応じ投資対象を分散する
投資を行う際にリスクを低くするため、分散投資することが大切です。
高リスク高リターンの金融商品1つだけに集中投資すると、うまくいけば大きなリターンを得られますが、失敗すれば大きく資産を減らしてしまう恐れがあります。
取れるリスクを把握した上で、金融商品の配分割合を考慮することでリスクを減らしつつリターンを得ることができます。
資産額によって売買できる金融商品は変わってきます。
資産に応じ、リスクの高低を把握した上で、バランスよく資産を分散することがポイントです。
3.資産を預ける場所を分散する
「一つのバスケットに卵を全部入れるべきではない」という言葉はリスク分散の大切さを示しています。
金融資産だけを分散するのではなく、投資先を分散することもリスクを減らすために大切です。
日本ならば、日本円だけでなく、米ドル、ユーロ、香港ドルなどで運用することでリスクの分散が行えます。
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