中国
中国の特徴は13億人の人口、勤勉な国民性で、年率9%台の高い成長を維持し続けていることから今後も有望な市場であると予想されています。


中国に投資する際、留意することはいくつかあります。
一つは、企業の情報公開です。
中国企業の中には情報公開があまり行われていなかったり、質が低い場合があります。
香港に上場している大手企業ならば、監査法人は欧米系が主流なので、こうした企業の情報はある程度信頼できるでしょう。
第二に、株式市場は国の政策に大きく左右されます。
政策に関する発言で株価が大きく上下する場合がよくあります。
株式市場が加熱した場合、政府が冷や水を浴びせることを繰り返しています。



また、他のリスク要因としては、中央政府が地方政府を十分にコントロールできていない点です。
鉄鋼業や石炭業などノウハウをあまり必要としない産業では、製品が売れるので地方がどんどん設備を増やしてしまうため、中央政府のコントロールが聞かず、過剰供給が発生しやすくなっています。
また、石油やアルミ、鉄鋼など素材の値上がりも中国経済に大きな影響を与えています。


発展途上国への投資全般に言えることですが、中国株では特に良質な情報をすばやく入手することが重要です。
何か大きな情報発表があった場合、企業の市場での評価が大きく下がる可能性は十分ありえます。
企業の経営能力や会社の姿勢、情報公開の状況などを良く調べたほうがよいでしょう。


中国経済の発展の中心は、産業基盤の中心となる電力、鉄鋼、石油、石炭などの産業が中心でした。
近年では、沿海部を中心に中間所得層が増えています。
今後は、消費や流通、金融などが大きく成長する可能性があります。
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