国際分散投資について
これまで日本人にとって資産運用とは、日本円で日本国内の資産に投資することがほとんどでした。
日本が右肩上がりで成長し、円が強くなる(円高)ならば、円資産だけでも問題はありませんでした。
円資産だけでも、他通貨換算で十分なリターンを上げることができたのです。


しかし、最近では状況が変わってきています。
中国株などの海外への投資やBRICsへの投資信託などが普及し、海外へ投資することは珍しくなくなりました。
日本国内の投資機会減少、インターネットなど情報技術の発展が要因としてあげられるでしょう。
確かに、為替リスクや情報の少なさなど問題点はありますが、外貨建てでの投資はそれを補うリターンが期待できます。


資産運用を考えるうえで、日本円だけで運用することは、ある意味リスクだと考えれらつつあるようです。
日本円が他の通貨に比べ弱くなれば(円安)、日本円でリターンを上げたとしても、目減りは避けられません。
日本は資源の多くを海外から輸入しているので、円が弱くなれば同じ物を買うために多くの円が必要となります。
円が弱くなれば、円資産だけを保有していると不利です。
ドルやユーロなど他の通貨もあわせて持つことで、そうしたリスクを低減することができます。


また、BRICsなど新興国が数多くの投資機会があるのに対し、日本では経済成長率が低下しています。
もちろん、日本にも急成長を遂げる企業や、安定成長を続ける企業はたくさんあります。
以前に比べると、日本で企業が成長するのは難しくなっているのは事実です。
優れた技術や他の企業に真似できないものがある企業しか成長できないようになってきています。


国全体が成長しているときは、企業がそれほど努力しなくても成長することが可能です。
優れた企業を見抜くことは難しいです。
新興国では、優れた企業でなくても、経済全体、市場全体が拡大しているため、ある程度成長ができます。
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