グローバル型日本企業に投資
成長国では、国全体が成長し市場が大きくなるため、普通の企業でも大きく成長することが可能です。
しかし、成長国に投資する際には、個別企業の抱えるリスクのほかに、その国独自のカントリーリスクというものが存在します。
投資先国の経済政策の変更、財政の悪化、政変などがカントリーリスクです。
これらの要因によるインフレや不況により株式が大きく値下がりしたり、企業が破綻するリスクが少なくありません。
成長国は成長性がありますが、不安定な要素も持ち合わせているのです。
また、外国株式に投資するということは、為替リスクもあります。
ですから、リスクを覚悟した上で投資することが重要です。


しかし、リスクをあまり取りたくないが成長国に投資したい場合もあるでしょう。
世界展開をしている日本企業の株式を購入するというのも一つの手段です。
機械・自動車などの分野で世界中に製品を輸出している日本企業はたくさんあります。
世界展開をしている企業の場合、一地域が不振でも他の地域が好調であれば、全体として利益が上げることが可能です。
いわば、分散投資をしているような状態を作り出すことが可能になります。
BRICs諸国に直接に投資することが難しい場合でも、こうした地域で成長している日本企業に投資すれば、間接的に成長国に投資することができます。
もちろん、輸出の割合が数%程度では業績に対する影響は小さいと考えられるので、輸出割合が高めの企業を選んだほうがよいでしょう。
輸出割合は会社四季報などに載っているので、比較的簡単に調べることができます。
日本企業に投資すれば、日本円で投資することができるので直接に為替相場の影響を受けることもありません。
BRICs諸国に直接投資するだけではなく、こうした国々に積極展開している日本企業に投資してみてはどうでしょうか。


また、日本で成熟産業とされている企業でも成長市場に進出することにより、ある程度の成長性を得られる場合もあります。
例えば、小売業では、コンビニエンスストアやスーパーが積極的に海外進出をしています。
成長が見込まれるBRICs諸国に積極展開している成熟産業も、投資対象として面白いかもしれません。
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